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コミティア126 #COMITIA #COMITIA126 [コミティア]

毎度楽しみにしておりますので、今回も一般参加してまいりましたよ。

直前まで油断していたのですが、今回東3ホール分使った開催でしたのね・・・びびりました。

ちょいと最近お疲れなこともあり、少し遅めで9時半ぐらいに最後尾に。

開場して五分で入場できたので、コミティアはまだまだ安心して参加できるイベントですねえ。

最近めっきり寒くなってきたので、だいぶあったかくしていったのですがそれでも日陰での行列は寒く感じました。

冬コミは装備をよく考えていかないといかんなあ。

会場が広い分サークルさんをたくさん回るのは楽しかったです。

とはいえ、チェック済みサークルを一回りした時点で予算がからっけつになったのは予想外でした。おかしい、こんなはずでは(笑

昼食代が亡くなったので数年ぶりにビッグサイトのATMを利用したり。

仕入れた本はのんびり読ませていただいていますが、うん、今回もどの本も面白いです。

しばらくは読んでも読んでも本がある幸せな時期が続きますねえ。

本の感想、いつもこちらのブログの方に写真付きで上げてましたが、いろいろ精神と収入が安定したせいか、買う量が膨大になったので(苦笑

あと、ツィッターの方が直接作者様に感想届けられるので、ツィッターの方に読んだ端から連ねる形式に移行しますです。

ともあれ楽しかったです。来年二月も楽しみですねえ。


※余談
この3連休、3日とも昼は外食だったのですが

1日目:タンタンメン
2日目:ボンゴレパスタ
3日目:煮卵ラーメン

見事に麺類だよ・・・今日はさすがに他のにしようと思ったけど値段とか見ながらなんか考えるのが面倒になってラーメンに落ち着いてしまった

次は違うもの食べよう(決意

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コミティア125参加してきました [コミティア]

何か微妙にキリの良い番号ですね(笑

コミケ直後のコミティアということで、例年通りののんびりムード。

朝の待機列も大したことなく、ゆっくり行ってもすぐに入場できました。

気温は何やら秋の模様で比較的涼しく、一週間前のコミケの灼熱地獄が嘘のようでしたね…

コミケの日記にも書いた通りいろいろと元気になったので、コミケに引き続きヒャッハーしておりましたな。

何か思うさま買いあさった気がしていたのだけれど、帰ってみてみたら案外に少ない感<いやいつも通りたくさん買ってたから。感覚がコミケで狂っただけだから

ここ二年程コミティアの方も、いまいち不完全円償還が付きまとっていたのですが、今日は久しぶりに全ホール絨毯爆撃するなどしてしまったので、やっぱりだいぶヒャッハーしておりましたな。

楽しかったです(^^)

これにて那智休み最後のイベントは終了。

明日からはお仕事です。せっかくの恵まれた職場ですから、ばりばりがんばっていきまっしょい。
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#COMITIA 124 [コミティア]

一般参加してきました。

公式:https://www.comitia.co.jp/

5月5日は恒例の拡大版コミティアという事で楽しみに。

朝一で行こうかな、とも思っていたのですが、ずっと続いている嗣明の悪さから、昨夜は珍しくよく寝群れたので、少しお寝坊スケジュールで出かけてきました。

まあそんな調子でも楽しめるのが、コミティアののんびりしたところで、好きな処でもありますね。

開場1時間前ぐらいについて、まあまあ前の方にいたのですが、開場間近になってやたら人が増えたので、さすが拡大版かと少し驚いてみたり。

就職先の月給が悪いので予算はぢ亜部抑え目でしたが、それでも割と満足にお買い物できたのは良かったです。チェックしたサークルさんの本は大体手に入ったので、ありがたやあ、ありがたや。

いくつかチェック漏れなどもありましたが、この辺最近の、主務方面のいろいろな甘さが出ていますねえ。どうも新しい仕事の悩みが頭から離れず。収入の悩みもなあ。

仕入れた本は諸々読み倒しつつありますが、おかげさまで面白い本いは色々出会えましたし、馴染みの方々にご挨拶もできたので良かったかなあ。

何はともあれ楽しいイベントでした。

連休ももうあと一日。最終日はのんびり骨休めして過ごす所存です。幸い読む本は沢山ありますしね。
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COMITIA123 #comitia [コミティア]

公式:http://www.comitia.co.jp/

コミティア123、何か順番通りで語呂がいいですが(笑

昨日行ってまいりました、というか昨日日記書き忘れましたorz

いや帰ってきて眠くてね。

ともあれコミティアです。

新しい職場でのお仕事にまだ慣れず、金曜はもう半死半生に疲れ切っていたので、いろいろと解きほぐすために土曜日は蒲田のさがみ湯(いつもお世話になっております)に久しぶりに足を運びまして。

これ以上は無いというぐらいに浸かってきましたが、全身の骨が溶け落ちるかと思うぐらいに力が抜けたので、やはり相当疲れがたまっていたようです。

とはいえ、おかげでコミティア当日は元気いっぱいで参加できました。むしろ骨が溶けすぎて始終眠かったぐらい(笑 帰って来てからしばらく転寝しておりましたな。


昨日は、ツィッターのタイムスタンプ(https://twitter.com/takosuke2200/status/962481853335617537)によると9時22分に最後尾着。

何やかんやしながら開場を待って、開場直後には館内には入れたので申し分のないタイムです。

今回は西ホール開催。1階と4階の分割開催という事でどうなる事かと思ってましたが、幸いにしてチェック済みのサークルさんは一通り回ることができ、完売もほぼ無く。

転職したてという事で、予算は普段の四分の三ぐらいまで絞っての一般参加でしたが、欲しいものは一通り入手できたので良かったです。

見送ったものも無論ありますが、この辺は割り切りですね。

リアルの仕事で四苦八苦しているとはいえ、宙ぶらりんな身分で参加していたここ数回の中では、気持ち的にもぴか一に楽しめたコミティアだったと思います。

戦利品の本たちも少しずつ読み進めております。どれも楽しいなあと思いつつ。

いつもでしたら、読み終えた本1冊ずつ、ブログに感想書いておりますが、まだまだ帰宅してからバタンキューする日々が続いているので、そこまでの余裕はありませんが。

読んで面白かった本は、なるべくツィッターの方に感想書いているので、お暇な方はそちらも見ていただければと思いますな。


ともあれ、楽しいコミティアでした。

次回は5月でしたかね。

また次回も楽しめるコミティアであればよいなと思います。
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#COMITIA122 一般参加してきました [コミティア]

相変わらず就職活動が思わしくなく、睡眠が思うように取れないなど、体調も微妙だったので直前までどうしようかなあと迷っていたのですが。

結局行きたい気持ちが勝ったので出かけてきました。

結論としては出かけて良かったです(^^)
色々元気頂いてきました。

今回は体力が落ちているのもあるので、開場時間丁度ぐらいに会場入りして、2時間ぐらいで撤収するというエコ参加です。それでも十分に楽しめるのがコミティアのいいところですよね。

ここ数回はちょっと頑張りすぎた参加sの仕方をしてきたので、逆に初心に帰る意味でもよかったと思います。

イベント自体も、3掘る仕様の拡大版とはいえ、冬コミ前ということもあり、比較的おとなしめの開催だったのもちょうどよかったです。

今回は、大好きな惑星屋さん(https://twitter.com/1_gou)が久しぶりに震撼出されるということで大変楽しみに。

お忙しいようで、一部未完成の本でしたが、お話の組み立てやシチュエーションなど、僕がこの作家さんを好きになったころを思い出すかのような素敵な本を手に取ることができて本当に良かったです。

13時ごろには引き上げましたが、戦利品も沢山で大分満足したイベントでした。

次回はもっと心が浮き立つ気分で参加したいものですね(^^)

就職活動も、手ごたえがあるようでもあり、肩透かしのようでもあり、自分でもよくわからない部分がありますが、次のコミティアまでには就職決めておきたいところです。
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COMITIA120 参加してきました [コミティア]

毎年恒例の拡大版コミティア。今回も一般参加してきました。

公式:https://www.comitia.co.jp/

今回は拡大版ということで、いつものように楽しみにしておりまして、開催日を指折り数えて楽しみにしていたのですが。

数日前に、「けものフレンズ」のたつき監督のサークル参加情報が伝播し、ネット画ざわり、としました(笑

いや監督ずっとコミティアやコミケには参加されているそうなので、今までのファンの方からすれば何を今更な情報なのですが。

けものフレンズから入った多くのフレンズからすれば寝耳に水なわけで。

かくいう私も一応チェックは入れつつも、「殺伐とするかもしれないから多分いかないなあ」とか考えていたり。

まあ大体過度の混雑サークルは敬遠する人なので。ですが今だからこそ見える、監督のけものフレンズへのスタンスを垣間見れるかもしれないという期待はしつつ。

ともあれいつもは平和なコミティア。のんびり参加な私ですが、ちょっと警戒していつもより2時間ぐらい早く、待機列に並びました。やあ、会場でのティアズマガジン販売が始まる前に並ぶコミティアなんて初めてさあ。

みた感じ、心配したほどの長蛇の列とはなっておらず、木裕ったかと少し拍子抜けしながらののんびり待機。

今朝は転職に向けての◇勉強で教科書持って行ったので大分はかどりました。まあ失業者がこんなイベントで遊んでんなよという気も自分で感じつつ。

いつも通り11時開場。開場前の時点で監督のサークル「irodori」さんの列形成は始まっていたので、スタッフさん側もわかって対応しているなあという印象。ああこれなら行く場合でも安心して並べるなあ、とか考えつつ。

現場においては臨機応変。待機列の入場が4ホールからでしたし、事前待機列の長さもひどいものではないと見立てたので、一番初め委行けば、まあ1時間ぐらいは並ぶにしても、新作は手にできるかなあとそろばんをはじいたので突しました(笑

おかげさまでおおむね予想通りの時間で新作いただけました。オリジナルアニメのDVDが品切れていたのは残念でしたが、本は両方頂けたので良かったです。

監督が直接売り子してらしたので、本を受け取るときにけものフレンズ大好きです、とお礼を直接言えたのはうれしかったです。

多少混乱はあったと思いますが、さすがに百戦錬磨のサークルである監督でしたので部数の読み違いなどはなかったようなのでさすがだなあと思いました。大分遅くまで頒布続けてらっやいましたしね。

スタッフさんたちもきちんと対応されていたようなので、無事に済んで胸をなでおろしておるのではないでしょうか。各位、お疲れ様でした。ありがとうございました。

こちらで時間使ったので、そのあとに回ったサークルさんではいくつか予想外の完売を見ましたが、まあ一通り書店委託されると思うので問題はないかしらね。

なんだかんだ言っても収入が乏しい現状では色々と抑えめに買い物しましたが、それでも楽しかったです。予算オーバーにしなかったのは(ギリギリでしたが…)自分えらいと思います(笑

石フリマの出店で釣銭とかも作らなくちゃいけないし、口座は残しておきませんと。

抑えめと言いつつ、山積みと言っていい量の本に出会えたので、これは良かったのか悪かったのか<ダメじゃねーか

今の職業訓練校で勉強頑張って、早く気兼ねなくコミティアでお金使える収入にランクアップしたいです。前の会社の収入がひどすぎたからね…。

さておき。

今回反省点としては、会場内を回っていて、たびたび自分の現在位置を見失ったことでしょうか。

今日思ったより暑かったので(暑さ対策はしていきましたが)脳がやられていたのかもしれません。大分ぼーっとしながら会場まわってました。

回り忘れのサークルさんもいくつもあったしなあ。まあ予算的には良かったのですが。

もしくは寄る年波か。視力も近年めっきり下がって来たのがずっと気になっておりますし。まだ裸眼で見えているだけいいですが。

ご縁としては、水月とーこさんと久しぶりにお話しできたのは楽しくてよかったです。いつものようにカエルグッズを貢いで情報交換したりとかしてました。

みやさかたかし先生と浜が悪くて会えませんでしたが、まあ夏コミか8月コミティア出会えるでしょう。ネットではいつも話しているから特に問題はありません。

今回出会った本たちで面白かったものは、いつものように後日、順次感想を上げていきますが、今回はちょっとおもしろい品をお迎えしたので先行してご紹介です。



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タイトル:瓶詰ジオラマ(でいいのかな?)
サークル:猫耳工廠
URL:http://chaosdiary.blog65.fc2.com/

今回はじめましてのサークルさん。たまたまツィッターで流れてきた、瓶詰のジオラマに魅了されたのでお邪魔させていただきました。
沢山並んでいた小瓶たちに目移りしてしまいましたが、この子をいただいてきました。
鉱物クラスタにはおなじみ、ビスマス結晶の上に築かれた林に佇む黒猫さん。
2枚目の写真御通り、黒猫の目に蓄好通量が塗ってあるので、紫外線で光るという演出が楽しいです。
この小さな世界にストーリーを感じさせるのはなんとも心惹かれ、沸き立つものがありますね。創作意欲が刺激されます。
以前「あそぶね」さまでお迎えした瓶詰の少女(http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2015-02-01)からモノトーンミュージアムのシナリオ(http://tenkamutekinomuichi.blog.so-net.ne.jp/2015-03-07)を書いたときの興奮を思い出しますな。
コミティアでは毎回、TRPGシナリオのネタを見つけることを一つのテーマにして参加していますが、この品はドンピシャです。さてどのシステムでどんなお話に膨らませようか。
あれこれ想像をたくましくしていきましょうか。


コミティア119で出会った面白い本(5・終) [コミティア]

多分今回で紹介し終えるかなー。

てことで引き続いていってみましょう。


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タイトル:佐渡ロングライドに参加した話2016Ver0.5
サークル:HEP
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=204629

昨今サブカル界隈にも流行の波が押し寄せてきているスポーツバイクの趣味日記。時間が無くなったとのことで今回は準備号だそうです。なのでコピー誌。
内容はタイトル通りでして、スポーツバイク3年目の作者さんのカンノさんがロングライドに参加した際の日記漫画ですね。
商業誌などで発表される自転車漫画はそれなりにガチな方向で感動づくりをするので、こういう実際にまったり参加している方の日記は貴重な気がします。
本式版の発行も楽しみですね。


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タイトル:上からくるぞ!!
サークル:レフトハンド
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=15975

今回はじめましてのサークルさんです。
地元で同級生たちと一緒に卒業、進学していくんだと思っていた少女が、突然引っ越しを告げられて身の置き場を見失う青春漫画です。
タイトルの「上からくるぞ!!」は、デスクリムゾン、かもしれないんですが本編中はアレ関連ではなく、正体不明の少女が、引っ越し少女の眼前に空から落ちてくるのでついたタイトルのようです。
河原で出会った空からの少女は、河原に行くといつもいて、引っ越し少女は彼女に何やかやと悩みを吐露するようになります。
やがて卒業でクラスメートとの別れを済ませた引っ越し少女を、空から少女は近くの廃ビルの屋上に誘います。
そこからの飛翔を誘うのですが…
高所からの飛び降り自殺をたびたび暗示させる内容でして、作中では若いころの不安渦巻く心を思い出させてくれる、ある種のノスタルジーを感じます。
絵柄も綺麗ですし、漫画も読みやすく、よくできている漫画だと思います。
感想としては空から少女のインパクトがなかなかに強いです。表紙もかなり引き込まれる構図ですね。
面白い本でした。


IMG_3804.JPG

タイトル:不良とお嬢
サークル:猫忍荘
URL :http://nekonin.2-d.jp/

お嬢様な外見だけど不良の少女と、不良な外見だけれどお嬢様な少女を描いた4コマ漫画、コピー誌です。
不良少女はお嬢様のことを不良だと誤解していて、お嬢様の方は不良のことをお嬢様と誤解しているあたりがなんともややこしいですが、その辺のギャップを楽しむ漫画ですね。
主に不良少女が全力で誤解する内面の描写が描かれていまして、その明後日の方向への誤解の仕方がなんとも豪快で楽しかったです。
偶に買わせていただいているサークルさんですが、相変わらずこちらの作者さんお絵柄はかわいらしくて好みですね。


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タイトル:いっしょにゴハン食べたいッ アイデアスケッチCOMITIA119
     世界でいっしょにゴハン食べたいッ ベルギー・オランダ編【甘口】
サークル:こもれびのーと
URL :http://komorebi-note.com/

毎度おなじみゴハン漫画の第一人者、もみじ真魚先生の新作です。
アイデアスケッチの方は、タイトル通り次の新作へ向けたアイデアのスケッチのようです。
先日より登場した、発展途上のカップルを交えた4人での話の展開になっていますね。
違うキャラと絡むと、おなじみのキャラでも違う表情が出てきたりするのでこちらの展開は楽しみです。
「世界で~」の方は、バレンタインコミティアということもあってか、ベルギーでのチョコを中心とした世界食べ歩記。
甘口と銘打つだけあって、オランダでも甘いものを中心に食べ歩いています。
ああ、ベルギーチョコ、本場のショコラ、食べに行ってみたいですねえ。
海外旅行は、また行きたいと思いつつなかなか踏み切れなかったりするんですが(主に経済的な理由ですね、今度の転職で改善したいです)この本を読んでいると、ベルギー行きたくなりますなあ。
食べ物を通して色々な国の文化を紹介していただけるこのシリーズは、今後も楽しみにしたいです。


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タイトル:EKODA ASSORT 短編再録集
サークル:地味頁
URL :http://haikaiki.blog.fc2.com/

サークル活動中期ごろの短編を集めた総集編です。こちらのサークルの本は全部持ってるわけではないのでありがたい。半分ぐらいは未読でしたので楽しく読めました。
時間を経ているだけあって書き方の変化なども見tられて楽しいですが、これまとめてる作者さんたち、とくに絵師の方はもだえ苦しみながら編集したんじゃなかろうか(笑
相変わらず一番の見どころは、巻末のグダグダ雑談チャットトークと言いたいところですが(笑 この辺の感想は俺の趣味なのでスルーして、と。
収録されている漫画は4本。ファンタジーとSFがちょうど半々というバランスで良い感じ。
またどちらも怪奇伝奇の雰囲気が漂うのは、こちらのサークルさんの作風ですかね。
一通り読んでみて、やはり旦那様と鬼娘メイドの話が好みだなあと再確認するなど。
またどの作品も、戦後の軋轢や身分の差、突如として廃墟化した町、幽霊など、どこか重苦しくハードな背景で描かれています。
絵柄もそれに沿った感じで独特のタッチで描かれますが、それらの背景を元に逞しく、己を持ちながら生きている人々を描いてくださるのが、こちらのサークルさんの本当の魅力なんだろうと思います。
背筋に一本、真のあるキャラクターの漫画は読んでいて楽しいです。
良い本でした。まとめ本はまた作るつもりでいるようなので、次も楽しみにしていようと思います。




今回出会った本は以上となります。やあ今回も最後まで紹介できてよかった。

次のコミティアは5月と、少し先ですねー。楽しみに待ちましょう。

長々とお付き合い有難うございました。


コミティア119で出会った面白い本(4) [コミティア]

引き続いていきましょう。

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タイトル:サイバネ飯
サークル:サークルムカデ島 無害の課
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=15033

今回はじめましてのサークルさん。
サイバーパンクな世界観で、全身義体のヒトビトがサイバネならではの食事を楽しむ異色のグルメ漫画、でいいのかな?
身体の大部分を人工臓器に置き換えている人たちなので「どの程度人間が残っているかで食べ物、食べられるものが違う」などの独特の描写が楽しいです。
このサイバネの人が食べる食べ物の設定や、サイバネの人たちの消化系、食に対する嗜好などを割と作り込んでいる漫画でして、パット思い付きで書いたような一発ネタではないあたりSF者の心をくすぐります。
食事風景がメインの漫画ですが、サイバネの描写や背景の街のごみごみしたダウンタウンの感じなど、ブロードランナーかくやという世界が広がっているのがいいですね。


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タイトル:すぎなちゃんモーニングアタック
     ベイくら2016 ベイスターズ始まったな
サークル:ゆみっくす
URL :http://www.geocities.jp/yumixism/

「すぎなちゃんモーニングアタック」は、いつもの青春パワフルラブコメな4コマ漫画。基本ギャグですので4コマはちょうどよいかと。
好きな男子に告白したが、杉山杉奈という杉重なりの名前が、重度の花粉症を患う彼氏にプラシーボ効果でアレルギー症状が出てしまうというよくわからない悩みを抱えたカップルの話。
着眼点も出落ち感半端ないですが、それを力づくで1本の漫画にしてしまうパワーには敬服するばかり。気軽にケラケラ笑って読める良いマンガでした。
「ベイくら2016 ベイスターズ始まったな」は、これまた恒例のベイスターズファンブック。ですがこれをコミティアで発表することに抵抗がある等の理由で今回でいったん終了だそうです。
昨シーズン結構成績良かったので今回どんな漫画になってるかと持っていましたが、勝ったら勝ったでツッコミどころはあるようで、今回も愛のあふれた毒舌が楽しかったです。


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タイトル:わたしの好きな幼馴染(幼馴染シリーズ1)
サークル:おでんランチ
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=241598

あむぱかさんのラブコメ漫画です。大学進学を機に田舎から上京してきた女の子と、一足先に東京で大学生活を送っている幼馴染の男性が何かと面倒を見る話です。
短編3本が収録されてますのでなかなかのボリュームと読みごたえがあります。
田舎っ子の都会ギャップの驚きとラブコメのドキドキを組み合わせるあたり、さすがの技ありという感じですが、幼馴染に思いを寄せる女の子の心理描写がかわいらしくて最高ですね。
あむぱかさんのかわいらしい絵柄と漫画と相まって2828度は半端ないです。
安心して楽しめるラブコメで良かったです。シリーズものにするようなので、次回作も楽しみですね。


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タイトル:目つきのわりぃボクのセンパイ~留守番~
サークル:かにばりずむ
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=11048

おなじみのシリーズの新作になります。図書委員のイサリビ君を主人公に、目つきのわりぃ彼の先輩図書委員と、彼に思いを寄せるクラス委員長による漫画です。
ラブコメ成分入りの漫画としては、今回は早々にある意味の禁じて、告白イベントが発生しておりますが…
さてこの先どうなるのでしょう?(笑
続き物ゆえに、こういうイベントの後の展開が楽しみになることは良い事ですね。
商業単行本も張っておきます。

真子さんとハチスカくん。1 (マイクロマガジン☆コミックス)

真子さんとハチスカくん。1 (マイクロマガジン☆コミックス)

  • 作者: 221
  • 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: コミック




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タイトル:ずれ
サークル:テクノストレス
URL :http://u-temo.tumblr.com/

U-temo先生お久しぶりの新刊です。
何かと自分の価値観と周りの人々の言動に「ずれ」を感じる少女が主人公。
彼女の見る世界はどこか空虚で、人が自分と違う考えや価値観でいることに微妙なストレスをためて行っています。
そのずれが漫画のコマの描き方にも表現され散るなど、面白い描かれ方がされていました。
最後は何も解決しない形のエンディングとなるのですが、読後感としてはこの少女の今後が心配になる感じですね。
作風としてはシュールな感じで、今までに読んだU-temo先生の同人誌とはちょっと雰囲気が違うなとも思いましたが、過去作も根っこはシュールさや無形の残酷さが描かれた作品であったようにも思うので、先生らしい漫画と言えるかもしれません。
商業の単行本はこちらになります。

もののけ荘のニートども(1) (メテオCOMICS)

もののけ荘のニートども(1) (メテオCOMICS)

  • 作者: U-temo
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 2015/01/10
  • メディア: コミック




今日のところはこんなところで。

あと1回ぐらいで紹介し終えると思います。


コミティア119で出会った面白い本(3) [コミティア]

また少し間が空きましたが、引き続き行きましょう。


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タイトル:サクラ姫ネリマ証券7 株式投資編3
サークル:SIESTA
URL :http://siesta.la.coocan.jp/

もうおなじみという感すらある、証券まわりのあれこれ解説漫画、気が付けば7冊目です。凄いですねー。
あの辺の世界は語ろうと思えばいくらでも語ることがあるのでネタは尽きないのかもしれませんが、継続しているのは素直にすごいと思います。
また回を追うごとにディープな内容になっていくのが、さすがと言いますか。
今回は株式投資編の3話目ということで、具体的な銘柄選びの話になります。
良くある投資やら株式やらの指南書が訴える「優良銘柄を選べ!」的な話と、その裏側のからくりというか、言われてみれば当たり前の構造を解説しています。
そもそもシリーズのテーマが「誰でも少し考えればわかる事」を描いていくというだけあって、美辞麗句ではなく理性的な話に終始しているので、実感がわいて面白いです。
またこの方、解説的な愛用の納得性もさることながら、漫画上手なので普通に漫画として面白いんですよねー。
次回もまた楽しみにしていようと思います。


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タイトル:大人百合合同誌
サークル:OKB
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=18152360

9人の百合作家による、大人の百合をテーマにした合同誌です。
大人というだけあって、心理描写的には大分アダルトな内容の作品がそろっています。ドロドロした感情を吐き出すような話もあれば、どこか達観したような責任ある大人といった話もありますね。
本書は9人の作家がそろってネーム会議をして作った本だそうで、すべての作品に登場するキャラクターには「学生の頃の同級生グループだった」というつながりがあります。
ある作品に出てきた人物が、次の作品のメインキャラであるといったような流れになっているので、アンソロジーながら1冊の本でまとまった世界を描いているのが面白いです。
この辺どこかクトゥルフ神話をネタに遊んでいたラヴクラフトたちの作家仲間をほうふつとさせますが、まあその辺はTRPG脳からの連想ですな。
物語は、この同級生グループの中の一人から結婚式の招待状が届き、そこを起点にして、それぞれのカップルが自分たちの関係性を見つめなおしたら、秘めた思いに気付いたりして話が出来上がっていく構造になっています。
それぞれの「現在」を描いた後、件の結婚する女性のエピソードンあり、最後は笑顔で〆られます。
大変意欲的で面白く、魅力的な本だと思います。


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タイトル:探し屋あざみさん
サークル:キツネイロ
URL :http://kitsuneiro.tumblr.com/

今回はじめましてのサークルさん。どこかミステリアスな駄菓子屋が舞台の推理物です。…べっべつに「だがしかし」で駄菓子ネタがツボになったからじゃないんだからねっ!
ともあれ推理物漫画です。子供たちのたまり場である駄菓子屋には噂がよくつまり、いつしかその駄菓子屋自体にもうわさが付いた。それが店番をしている女子学生のあざみさん。
失せ物、失くし物などをぴたりと言い当てることから、探し屋あざみ、と呼ばれるようになった、とのことですが本人に自覚はないようです。
お話は、彼女の弟が夏休み最後のイベント、肝試しで経験した、同級生が消えてしまったという事件を読み解く形になります。
弟の話から、肝試し会場となったトンネルの秘密や、クラスメートの人間関係まで読み解くあたり、自覚はなくとも、このあざみさんという少女はなかなか頭が切れるようです。
ミステリじみたお話に加え、駄菓子屋という身近な世界と、どこか考えの読めないあざみさんという女性を絡めるところで、日常の半歩先にある伝奇世界を感じられる漫画でした。
しかし、先述の「だがしかし」もそうですが、いわゆる下町の駄菓子屋が次々に姿を消していっている昨今、だんだん子供たちの社交場とも言えなくなってきているような気もします。
それだけに、駄菓子屋という舞台は一種ノスタルジー的な異世界感もありまして。いろいろと味わい深い作品でした。


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タイトル:NULL HOUSE2
サークル:形而上的プラネタリウム
URL :http://www5e.biglobe.ne.jp/~polestar/

オリジナル漫画シリーズの二冊目。
都会から目的もなく地元の田舎に戻ったところ、失踪した叔父の家の管理を押し付けられた青年と、叔父の家に入り浸る正体不明の女性を描いた漫画。
どこか空虚さを抱えているという共通点を持ちながらも、叔父に対するスタンスの違いもあってどこまでも打ち解けない二人が喧々諤々する話です。
話のテーマとしては、身の置き所もない、目指す先もない若者がもがく姿を描く、といったもののように思えます。
どこか詩的な雰囲気もありますが、日々を連ねながらも女性の正体や叔父の行方など、謎の類も明かされずに残っているのでどこかミステリアスな雰囲気ですね。


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タイトル:たいそうふくのつかいかた
サークル:みずたまり
URL :http://www16t.sakura.ne.jp/~ike3/

以前発行された漫画に描きおろしを追加したオフセット本です。
学校に伝わるスーパーアイテムの伝説。それを手に入れたものはプロ野球選手やJリーガーになったなどという話のある学校を舞台に、スーパーアイテムの体操着を手に入れてしまったどんくさい女の子がクラスメートともにあれこれする話。
パワーアップアイテムが体操服ですので、上昇するパラメーターも全体平均的に微妙に上がる、という残念な感じでしたが、体操着を一か所に巻き付ければパワーが集中され、すごい結果が出せることに気付いた主人公は、
やがて「ことあるごとに体操着を変な着方しては結果を出す人」と認識されていきましたとさ(笑
漫画としては、引っ込み思案な少女が体操着を手にしたことにより大分ポジティブになっていく部分と、毎回出てくる、妙な体操着の着方によるおかしさを描いた漫画と言えましょうか。
作者のいけだじゅんさんの描く可愛らしい女の子が、時折コメディ描写も交えつつ、大真面目に体操着を変な風に着こなすのが楽しいマンガでした。
商業単行本も出されていますのでこちらもどうぞ。

さん・ぱいっ!私立星川学園巫女部 (1) (バンブーコミックス WINセレクション)

さん・ぱいっ!私立星川学園巫女部 (1) (バンブーコミックス WINセレクション)

  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2013/01/07
  • メディア: Kindle版




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タイトル:今日のお通し Vol.9
サークル:PalePale
URL :http://hairansworkshop.blog.fc2.com/

酒と肴が大好きな天然パワフル女性雑誌記者大山ナツミ、今回は高級料亭での取材。お料理の写真を撮りながら食べ物談議に花を咲かせます。
とはいえザ・庶民であるナツミ嬢からすると、敷居の高い場所での取材は緊張からぎくしゃくしますが、店主さんが気さくな方だったおかげで取材もちゃんとこなすことができました。
恒例のメインテーマ、晩酌シーンは鶏のから揚げ。酒の肴としては定番ですね。
料亭で竜田揚げと唐揚げの違いなどをレクチャーしてもらった流れからですが、相変わらずおいしそうに酒と料理を楽しむの様が楽しいですね。
今回、取材の場をこれまでの生産者からガラッと変えて敷居が高い辺りに据えたのは、食のいろいろな側面を描きたいというような意欲を感じました。
今回もごちそうさまでした。


さて今日のところはこの辺で。

残りの分量的に、あと二回ぐらいかなー。

てことで、また紹介していきます。

コミティア119で出会った面白い本(2) [コミティア]

艦これのイベントやら浅草橋のミネラルショーやらで大分時間が空きましたが、また紹介していこうと思います。

さてはて、今日はどこまで行けるかなと。


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タイトル:そのとき、キミの顔が
サークル:梅皿テクニカー
URL :http://umetech.ko-me.com/

えきあさんのラブコメ漫画です。この方の透明感のある色使いと独特なテンション表情のつけ方は相変わらず好きですねー。
今回は時期がらバレンタインチョコをテーマ、というよりも、その時の男の子、女の子の顔をテーマにした話。つまるところデレ顔が書きたかった話だそうです。
男子側の視点で描く前編と、女子側の視点で描く後編に分かれた構成。男子からは女子は「やたら絡んでくるよくわからないやつ」という認識なので、バレンタインのチョコも意図がよくわかりません。
卒業を控えた年のバレンタインに、思わぬチョコをもらい、そしてチョコを渡した女子の視点である後編にスイッチする、という構成が実に見事です。
読者は話がわかってませんので、男子側の視点で読み始めるのはわかりやすいですし、その結末で転機が訪れて、女子側の視点に切り替わるというのは、読み進める側の心理も計算に入れた面白い作りだと思います。
最後、拘りのデレ顔も実に魅力的でして、素敵な本でした。
今回はティアズマガジンのガイド漫画も担当されてましたので、八面六臂の大活躍と言えますでしょう。
今後も楽しみにさせていただきたいです。


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タイトル:元ヤン 美容室に行く話
サークル:CURL UP
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=2780996

今回はじめましてのサークルさんです。コミティアでは初の新刊だそうで。
内容はタイトル通りです。ド直球嫌いじゃないぜ。
ヤンキーだった女性がフリーターを続けていつの間にか25にもなってしまい、昔つるんでた連中が次々寿リタイアするのに焦りを感じて脱ヤンキーを決意して美容院に行くお話です。
意を決して行った美容院の美容師さんが、実はかつてのヤンキー学生時代に因縁のあるライバル的な女性で、美容院でカットされる側という無防備な状況にあれこれハラハラするお話。
カットの過程でのあれこれに一喜一憂するヤンキーちゃんがおもしろかわいくて楽しい本です。
あとがきによると「美容院で座ってるときって無防備だなー」ってところからできた話だそうで、そこからこんだけ話膨らませるというのはさすがの創作魂ですね。
最後何気に百合っぽいオチになるのが良いアクセントになっていると思います。面白かったです。
商業誌でも活動されているそうです。


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タイトル:ハカセとメイド
サークル:にゃんにゃんにゃん!
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=1167

今回はじめましてのサークルさん。通りがかりに見かけて手に取らせていただきました。
8ページの折本ですが、なかなかにパワーとインパクトのあるマンガでした。
内容はタイトル通りで、ハカセの女性とメイドの子猫(猫なんですがハカセの実験の結果ネコミミ少女になってます)の二人(?)によるいちゃらぶ漫画といっていいでしょう。
人間嫌いで無感情だったハカセが唯一(たぶん)心を開くメイドちゃんにデレデレになるあたりのギャップが面白いですね。
二人のなれそめやハカセの変化などもきちんと描かれていて面白いマンガでした。


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タイトル:MISSING
サークル:HANA
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=761598

お久しぶりのサークルさんです。
小説家の女性とピアニストの女性、同棲中の二人の、ある別れのお話です。
当たり前のような二人の日常の日々、それぞれに大きな転機が生まれ、より輝かしい日が続くと思われたある日に訪れた、ひとつの悲報。
コンサートでウィーンに向かったピアニストの名前が、飛行機事故の乗客者名簿に載っており、混乱、錯乱する小説家。
その彼女の、猛烈な心の動きを描写した様が、一種鬼気迫るものがありまして、ハラハラします。
ピアニストが出かける際に小説家に渡したお祝いの曲を入れたCDの最後に入れられていたメッセージで、彼女がいかに自分を大事に、また感謝していたかがつづられていて。
それがこの突然の別れで、もうどうしたらいいのかわからないという。
このあたりの読者の心へ訴えかける構成はすごいなあと思いました。
元々はボカロCDなどでコミティアに参加し始めた方で、そちらも続けつつ漫画の発表もされています。
就職活動がひと段落しそうな様子なので、また何か描いてくださることを期待しつつ。
良い本でした。


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タイトル:サパロット
サークル:プラテート
URL :http://ameblo.jp/ito-omi/

今回はじめましてのサークルさんです。
ある不登校引きこもりの少年と、タイからの交換留学生の少女のお話。
少女はクラスでめんどくさい仕事を押し付けられる役割になっており、少年の家にプリントを届ける係として家を訪れています。
偶然玄関先で鉢合わせた際、少年が持っていた腐敗物、というかオイルサーディンの発酵しすぎたやつ、すなわちタイの代表的な調味料ナンプラーとして目を付け、少年の家で料理する流れになるのです。
少女は学校での初っ端、打ち解けようとして調理実習で作ったタイ料理が、調味料が足りずに失敗したせいからか、打ち解けきれずにいるようで、そのためにナンプラーを必要としたというのが二人のきっかけになるわけですね。
なんだかんだで元々は押しが強くてアグレッシブな彼女は、その後数回、少年の家に押しかけて料理しています。多感な時期の二人は、お互いに面白おかしく憎まれ口を聞きながらも、少女の料理を楽しんでいきます。
やがて彼女がタイに帰り、少年は日本に残された彼女の最後の料理を味わうわけですが。
そして数年後、というエピローグもある、ほろ苦いような、わずかに甘いような、青春の1ページを描いた作品です。
元々は2013年ごろに発表した作品だそうで、作者の方はこれをコミティアの出張編集部に持ち込んだのがデビューのきっかけになったそうです。
ただそのときに、料理描写が「美味しそうじゃない」と言われたのが気にかかっており、以降なるべく料理の出てこない漫画を描いていたそうですが、そろそろいいかということで今回書き下ろしを苦敢えて本書を完成、コミティアに出展されたそうです。
あとがきでこれらのくだりを読んでいると、なんともコミティアに集う作家らしい方だなあという思いとともに、応援したい気持ちもわいてきました。
さて漫画の方はというと、デビューのきっかけになったというだけあって面白く。淡々とした引きこもり男子の受け答えと、その淡々とした様子にむしろ安心感を覚えているような少女の心理描写がユニークで面白かったです。
漫画としてもよくできていて面白いなと思いましたし、数年の時を超えて書き下ろされた結末が実に青春物らしくてよかったです。
商業単行本はこちらだそうです。

人魚姫の水族館 1 (ヤングアニマルコミックス)

人魚姫の水族館 1 (ヤングアニマルコミックス)

  • 作者: 伊藤正臣
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/11/29
  • メディア: コミック




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タイトル:煙は道連れ 世は恋慕 1
サークル:海々月
URL :https://twitter.com/gkshi0

今回はじめましてのサークルさんです。ツィッターで流れてきた「今回ヒロインの表情が最高にかわいく書けた」とのコメントから手に取らせていただきました。確かにかわいかったです(笑)
タイトルは恋慕とありますが、中身を読んでみるとラブコメという話ではなく、どちらかというとクールな内容です。
主人公はロングの髪の優等生タイプの少女。だいぶモテるようで、男子から何度か告白されていますが一通り断っており、めんどくさいと感じている子です。
周りから求められるままに優等生を演じていますが、その外面と内面との乖離に漠然と行方のなさを感じているようです。
そんな時、告白を聞き流していた屋上で、給水塔の上でタバコを吸っている女生徒がきになり、声をかけてみます。
促されて登った給水塔の上からは、これまでに感じたことのなかった空の広さが感じられて衝撃を受けます。
傍らでタバコをくゆらせている彼女が気になり、売り言葉に買い言葉で一本吸うことになるのですが…
未成年の喫煙はダメ・ゼッタイと強調されているように、タブーなことを描いては居ますが、描きたかったのが、たばこを交えた百合だったということで、ある意味必然かもしれません。
漫画も面白く、表紙と裏表紙の構図に仕掛けがあるのも面白いと思いました。


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タイトル:水銀の雨
     紫陽花の葬列(偽)
サークル:ケイブルグラムHB
URL :http://www.pixiv.net/member.php?id=55811

今回はじめましてのサークルさんです。
「水銀の雨」は、学校での百合。盲目の少女と、彼女を傍らで支える快活な人気者タイプの少女のお話。
快活な少女はクラスの人気者だったころに、そのころはまだ盲目ではなかった少女に興味を持ち、仲良くなりますが、それがクラスの皆のネタ身を買って、不幸な結末を迎えます。
それゆえに盲目になった少女と、快活な少女の結びつきは強固になりましたが、どこか罪の意識を感じさせる、いびつな物でもある描き方が印象的ですね。
「紫陽花の葬列(偽)」の方は、プレ版のコピー誌。
ある人形師が、復讐のために作っている人形に魂が宿っており、それと対話するという構図。
人形師の女性はある女性に愛を抱いていたが、相手は親しいとは思っても同性愛を受容する人ではなかったので切り捨てられてしまい、その復讐を使っているというお話です。
プレ版ということで結末までは描かれていませんが、鬼気迫る人形師の描写がなかなかにイン粗油的でした。
どちらも普段読まないような、ダークサイドの百合なのが新鮮でした。完成版も読んでみたいですねえ。



今日のところはここまでで。

また紹介していきます。


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