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上野・大英自然史博物館展 [旅行記]

公式:http://treasures2017.jp/


昨日から開催されておりました催しに出かけてまいりました。


大英自然史博物館といえば、R.O.Dのファンなら御馴染み、大英図書館の係累であらせられます(ダマレ

名前からも惹かれますが、もともと博物館の類見るのは好きな割に、いつもは腰が重くて出かけないで終わるので。

今回はツィッター様のおかげで情報キャッチできたのと、もうしばらく続く毎日が日曜日状態であることを活かしてお出かけしてまいりました。

初日である昨日から今日を含めた三日間は、先着千名に展示品モチーフのピンズ(館内のミュージアムショップで普通に売っているガチャガチャのピンズの色違いです)がもらえるとのことと、あと昨日ちょぼちょぼ情報探っていたら、開場してからしばらくすると混雑が半端なくなるということで、朝は寝坊せずに起きて上野に向かいました。

開館は9時。8時20分ぐらいに入場待機列の最後に並んだ頃はまだそんなに長い列でもなかったのですが、もしょもしょ朝食のパン食べていたらあっという間に列が伸びたので、このあたりのタイミングが並ぶ時間のボーダーラインのようです。

待機列は前売りチケット持ってる人も持ってない人も一緒くたの列。どうさばくのかなと思っていましたが、案の定入り口で二手に分けて、チケットカウンター側に流すのと、チケット所持組はそのままずんずん流す感じ。

チケットカウンターの処理がえっらい遅くて足止めされるので、前売り券無い場合、結果的に大分後に回される形になりますね。明日もしピンズ狙いでお出かけの方は、ぜひコンビニなどでチケットを事前にご購入下さい、と言いつつまだ売ってるのかな?そこまでは調べてませんのでご参考までに。

もっとも、僕の行ったタイミングでは、チケットカウンターで待たされた分を差し引いても問題なくピンズ頂いてきたので、それなりに早く行けばそんなに心配するものではないのではと思います。

もらえなくても色違いはガチャで当てられますからね。爆死するまで回せ(笑


さて館内。

展示のテーマは、大英自然史博物館が歩んだ道のりに沿いつつ、収蔵する膨大な標本を展示、解説するという代物です。

全部で序章+5章仕立てになっておりまして、序章では博物館への招待と称して古今様々な文物の概要的な展示。

1章で大英自然史博物館の設立の歴史を時代別の標本や採集の歴史に沿って解説。

2章でこの博物館が根底に据える精神、3章では実際に探検家たちが立てた功績と、その命がけで博物館に収めてきた標本の数々。

4章では私たちの周りにある多様な世界の紹介として昆虫や動物、絶滅した動物の標本、歴史、悲劇を開設して警鐘を鳴らします。

5章では未来志向の展示として、これからの自然史博物館が進むべき方向を見据えた展示となっており、非常にユニークな展示内容となっていました。


昨今の石趣味から、やはり気になるのは滅多に見られない貴重な鉱物標本や宝石、化石の展示です。

鉱物に関しては、途中で散発的に展示されているものと、4章の終わり辺りと最後の5章で素晴らしい標本や実際にカットされた宝石の数々に魅了されました。鉱物趣味の人は最後の展示に全体力を注ぎ込む覚悟で行くといいでしょう(笑

やあ、あの巨大なモルガナイト(緑柱石)のルースはすごかった。あれの原石どれだけ大きかったのか。カットも綺麗だったしなあ。

もう一つ貴重な宝石としては、巨大なアレキサンドライトの原石があり、何度も戻ってきては眺めてしまいました。

カラーチェンジ確認用のライト持ってくればよかったなあと思いつつ、でも展示にライト当てるのはマナー違反ですわよね。あれカラーチェンジが実際に確認できる展示だったらもっとよかったなあ。

金属ではラトローブ金塊と名付けられた、信じられないほど大きな自然金の結晶が目を引きました。1粒1粒の結晶が集合して大きな石になっているのですが、もう素晴らしく碑現実感があり、作り物ではないかと思ってしまうほど。

同じくジョージ三世の濃紅銀鉱と銘打たれていた4つの銀鉱石は大きくて綺麗でした。あの母岩になってる白い結晶はなん御鉱物だろうなあ。六角柱の結晶になっていたからそれが手掛かりになりそうな気がします。今度ミネラルショーで同じような鉱物がないか眺めてみようかな。

隕石の類も多く展示されており、特にユニークだったのが、日本から寄贈された3つの隕石です。

これは日本ではすでに失われている標本ですので、今回里帰りということになります。自国の標本が外国にしかないというのも、面白い歴史のいたずらですねえ。

宝石系ではもう一つ、序盤にあるサファイアのターバンボタンが素敵でした。

細工は高級ながら、昔故の荒さを感じましたがそれだけに味があり。あしらわれているサファイアは引き込まれるような深い青が魅力的です。裏面の透明な部分は、あれは水晶なのかガラスなのか。

同じく序盤に展示してあった、呪いの紫水晶なども美しかったですが、逸話がちょっと怖かったですね。

他に面白かったのが、博物画の数々で、良くある芸術とは一線を画した、写実性の高い絵の数々が展示されてあり、それらを刷った銅板などの点jを見ますと、一種鬼気迫るような細かさに度肝を抜かれました。

後半に展示されていた、標本のデジタル化の一端を展示した部分がこれまた面白く。

博物館御展示物は当然ながら実際に触れることは禁止なのですが、大きな液晶ディスプレイにデジタル化された博物画と古いイギリスの地図が展示されており、電子化された図版をタッチパネルで自由に切り替えたり拡大したりして思うさま見ることができます。触り放題(笑

その解像度もさることながら、現代の最新の解像度、大画面で拡大しても一向に見栄えが衰えない中世の博物画の数々に二度びっくりしたりもしました。あの展示は本当に面白かったなあ。

化石ではやはり、始祖鳥の化石が、なんというか感慨深かったです。

子供の頃に教科書で見た写真御現物が、ガラス一枚隔てた目の前にあるというのは、何というか、歴史の大きな1コマを垣間見ている感じでした。

標本としても素晴らしく見ごたえのあるものでした。現在ではこのロンドン標本が、恐竜であるか、鳥であるかを分類する基準線になっているそうです。…そう考えると、損な気と湯女物が目の前にあるって本当にすごいですねぇ。


大分ゆっくり見て回ったので、気が付けば13時を大分回っていました。かれこれ4時間ほどの旅。大変楽しかったです。

今回はせっかくなので音声ガイド端末を借りて色々聞いていましたが、展示の補足説明が丁寧に、かつエンターテインメント性高く収録されていたので二倍楽しめました。

今回の展示は、解説少なめでラベルのみの展示、というものも多かったので、音声ガイドは大分ありがたかったですね。500円ぐらいですので、文庫本1冊買うような感じで利用してみることをお勧めします。


さて展示の後は、毎度のお楽しみ、ミュージアムショップでのお買い物です。

博物館によく併設されているこちらのショップでは、展示物にちなんだ、普通の商業ベースでは見られないセンスのユニークな品物、貴重な資料が販売されているので、僕は博物館や美術館に行くときはいつも楽しみんしています。

今回は、先述のピンズを7回ほど回してきて、まずまずの戦果を得ました。あとは展示物がダイジェスト的に配置された素敵なクリアファイル。


そして、今回展示内容的にあるだろうな、と期待していた鉱物標本、化石標本の類ですが…


ここは天国かと。


スペースが限られてはいますが、多数多彩な種類と品質を兼ね備えた、素晴らしいサムネイル標本の数々。

そしてがっちりと腰を据えておいてある、ハイレベル標本のショーケース。これも点数は少ないですが、どれも一級品の標本ばかり。

それなのに、価格はミネラルショーで見る物よりも大分抑え目でしたので、いやあ、石好きには天国なのか地獄なのか。

ついつい財布のひもが緩んでしまい、カードが使えてしまったので、スリランカ産の素晴らしいサファイアの標本を買い求めてしまいました…

良い機会なので、今回の会場である国立科学博物館の常設の方のミュージアムショップものぞいてきましたが、こちらも鉱物標本をはじめとして安価なのに素晴らしいルースなどもあり、心躍りました。

博物館なので、化石の品ぞろえの方が充実している印象で、そちらでも良いものを見させていただきました。オパール化シェルのあんなすげえの見たことないわ。


館内の展示物は一部を除いて撮影可能でしたので、主に石を中心に結構写真撮ってきました。

これらは、ツィッターの方にはいくつか挙げましたが、その素晴らしさは写真では伝わりませんので、ブログの方には上げないでおきます。

是非、ご自身の目で見て、耳で聞いて、肌で感じていただきたい展示でした。


良い休日を過ごさせていただきました(^^)