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黒いカーニバル [本と雑誌]


黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF)

黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: レイ ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/09/05
  • メディア: 文庫


今月のSFノルマはレイ・ブラッドベリ。

良くは知らないのですが(おい)何気に幻の短編集、復刻だそうです。

ブラッドベリといえば、以前読んだ「華氏451」が印象深く、どこか黒いヘドロのような情念を描く作家というイメージ。

今作品集はさらにその深淵ともいうべきぐろぐろとした内容で、なんというか魂が揺さぶられました。

というか読むタイミングが悪かったなあ。

ちょいと仕事回りでいろいろあって鬱々としている時期に読んでいたので、ダークサイドの直撃を受けてしまい。

面白かったのは確かなのですが、楽しめたかというと、ちとヘイトが強すぎましたな(苦笑

まともなときに読めば、また違う印象を受けるのでしょうが。でも読むの途中で読めようにも次が気になる短編集なので結局最後まで読まされてしまったのはさすがというか。

この作品集では、ブラッドベリの視点から描いた「子供たち」が多数描かれているのです、が。

そのかわいらしさや純粋さなどは欠片も描かれてはおらず、この作者は子供という生き物に恨みや憎しみでもあるのかとばかりに、子供たちの残酷な面をまざまざに描いているのがなんとも言いようがなく。

この作品集を読む限り、ブラッドベリにとって、子供とは、得体のしれない宇宙人か、それ以上に恐ろしく、おぞましく、残虐で、得体のしれないもののようです。

まあそんな内容なので、SF作品集というう体ではないです。解説にもありましたが、どちらかといえばファンタジー、それも日常の一枚裏側で繰り広げられる不可思議な世界が描かれています。

ですので「世にも奇妙な物語」的な、怪奇や現代伝奇といったテイストですね。

良くも悪くも印象的な読書でした。


さて、少し口直しがしたいので、次はアシモフの黒後家蜘蛛の会の続きを読むかな。1巻すげえおもしろかったので。


黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)

黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)

  • 作者: アイザック・アシモフ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1978/07/14
  • メディア: 文庫



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