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非Aの世界 [本と雑誌]

今月のSFノルマはA・E・ヴァン・ヴォークト。

昔読んでいた成恵の世界という漫画作品のタイトル元ということで読んでみました。

ギルバート・ゴッセンは、理想郷金星への切符を得ることができる<ゲーム>の参加者として、世界のバランスを保つ<機械>の町に降り立ちます。

彼は絶対の自信をもってゲーム最初の試練に臨みますが、自分が実は偽りの記憶を植え付けられた人間で、プロフィールもでたらめだったという、予想外すぎる理由でゲームからはじき出されてしまいます。

一体何がおきたのか。非アリストテレス的思考、すなわち非A的思考を身に着けている非A人である彼は状況の分析を始めるのですが、それもおぼつかないうちに次々とトラブルが枯れの身に降りかかります。

やがて彼野図のには秘密があり、それをめぐってさまざまな陰謀が絡み合い、全銀河的な戦争に巻き込まれていくのですが、すべてが実は…?

という話、と言っていいのか。

なかなかにあらすじの書きにくい作品ですね。

名作と言われるだけあって面白くはあったのですが、あまり好みではありませんでした。

主人公ゴッセンの一人称で語られる物語なのですが、しょっぱなからその主人公の記憶が偽りだったということで、何を信じていいのかわからないうちに話が進みます。

ゴッセンも読んでいる身としては右往左往しているだけで状況に流されるままに最終局面に行くような感じがするので、うーん。

SFアイデアは素晴らしく、テンポもよいですが、内容がぶっちゃけ支離滅裂なのでイマイチ入り込めませんでした。

解説によると、そのめちゃくちゃさがこの作者の魅力らしいので、単に向かなかっただけですね。

人を選ぶ作品です。

楽しめたかというと微妙ですが、様々な展開とアイデアが勉強になったので、悪い読書ではなかったと思います。


さてSF在庫が尽きたのでまた仕入れてこないとなー。

次は何読もうかしらね。

非Aの世界【新版】 (創元SF文庫)

非Aの世界【新版】 (創元SF文庫)

  • 作者: A・E・ヴァン・ヴォークト
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2016/02/27
  • メディア: 文庫



成恵の世界(1)<成恵の世界> (角川コミックス・エース)

成恵の世界(1)<成恵の世界> (角川コミックス・エース)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2006/10/01
  • メディア: Kindle版



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